2016年01月18日

結人総受けBLゲーム(特典編) 5

結人総受けBLゲーム
『散らされた花の行方~俺だけの愛し方~』
の、初回限定予約特典版についてる特典の1つ、


『会長と副会長が本気ではもったED曲 ~散花―さんか―~
       in明徳学園 音楽室バトル編』


散花(さんか)


 お前のココロの入ってない愛液を飲んでも 胸が苦しい
 体をつなげても 求めてしまう
 肉の奥まで 骨の中まで

 痛みが狂気に変わっても
 運命に導かれて出会った

「今・・・」 「ただ・・・」

 選ばれなくても 愛してる

 散らし 散らされた 揺れ 枯れ 舞い上がる花びら

 目覚めた想いが 血で汚されようと

 千切れ 千切られた 糸 赤 もう一度繋いで

「二人舐めあっていた、過去の傷」
「奪われた全てが」

 癒されていく お前の中で・・・



ちなみに、この特典映像は、この後15秒待つと、
おまけ映像が流れだすシークレット仕様です。


※このおまけ映像は、音楽室バトル編のお話なのですが、
 まだ、小説に書いてないので、
 今回は、歌だけですm(_ _)m

 みなさまの妄想力で、がんばって、
 要と誠志が、全力ではもって歌っている姿を思い描いてくださいwww

 時間ができたら、書きたいですね゚+.(◕ ω◕ )゚+.

結人総受けBLゲーム(特典編) 4

 結人は、マイクを口元から、ゆっくりと離して、体育館内を見渡した。
 シン・・・としていた。
 ジッ・・・と見られていた。
 怖かった。
(・・・ごめんなさい!おれ、やっぱりだめだったんだ・・・。み、みんなに、あやまらないと!)
 結人のまぶたが、悲しそうに痙攣した。
 それでも、涙をこらえて、励ましてくれた生徒会のみんなを振り返ろうとした時、小さな音がした。
 パチ・・・と。
「・・・・え・・・・」
 その音はやがて、大きな音の塊になった。
 拍手という名の。
 体育館が、学生たちからの拍手に、包まれていた。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・ぇ・・・?」
「結人、やったで!」
「結人、えらい」
 意味が分からなくて、大きな目を丸くしていた結人に、泉介が飛びついてきた。
 そして、結人の頭をガシガシしている泉介ごと、密が結人を、抱きしめてきた。
 それでもまだ、理解できなくて、頭をひねって後ろを振り返ってみたら、ドラムに体重を預けながらブイサインを送ってくれている要と、キーボードを見ながら抑えた笑いをしている誠志がいた。
「ゆーいと。さっすがぁ!」
「まあ、合格だな」
 要が誠志を見て、目だけで合図を送ると、誠志が指先でリズムをとるように、鍵盤を叩きだした。
 要も合わせるように、ドラムを小さく、たたきだした。
 拍手の音をジャマしないように。
 でも、拍手が終わることないように、音で導くように。
「・・・おれ・・・」
 結人の瞳が、さっきと違う意味で、潤みだした。

 器の結人が、学校で始めて認められた瞬間だった。

結人総受けBLゲーム(特典編) 3

『空の下にいるよ』

 きれいな空を歩いていくあなた
 おれはそこにいれない

 怖いから

 でも・・・

 おれの心は作り物だけど
 おれの翼は折れているけど
 おれの体は汚れているけれど

 おれを拒絶した きれいな世界
 逃げないから

 走っていくから

 いつか あなたの心に たどりつかせて


 でも・・・

 ホントは 何も見えない 動けない
 助けて
 雨に濡れるおれを 捨てないで


 おれを見捨てた きれいな世界
 壊れないなら

 走っていくから

 いつか あなたのそばに・・・

結人総受けBLゲーム(特典編) 2

 結人たちが通う明徳学園の、広い体育館。
 その一番前の壇上に作られたステージの中央まで、結人は一人で歩いて行って、止まった。
 今日は、明徳学園学園祭。
 第1生徒会執行部は、バンドを組むことになった。
 生徒会の中で、唯一、楽器が何も弾けない結人は、ボーカルをやることになった。
「・・・あ・・・あの・・・」
 両手で握ったマイクに、そう声を出したけど、結人の震えるか細い声は、かき消された。
 体育館は、ざわついていた。
 席を埋める学生たちの目は、好奇心と蔑みに、満ちていた。
『器が歌うのか?』と。
『体使って、見世物するんじゃねぇの?』と。
『ストリップとか?』と。
『それ以上のこと、毎日ヤってんだろ?』と。
「・・・おれ・・・は・・・」
 結人の声は、また、消えていった。
 下卑た笑い声と、底辺の人間を見下す嫌らしい視線に・・・。
(・・・こ、こわい・・・。どうしよう・・・・・・。おれ・・・・・・・・・できない・・・)
 がんばろうと思っていた心は、一瞬でつぶされた。
 歌が下手だけど、生徒会のみんなが忙しい中、放課後の練習に付き合ってくれたから、ほめてくれたから、がんばれそうな気がしたけど、結人の心は、もう・・・折れてしまいそうだった。
 圧倒的な、集団の脅威に。
 逃げ出したい・・・。
 でも、その震える脚は、固まって動かない。
 脚だけじゃなく、口まで固まってしまったように、声が出ない。
(・・・どうしよう・・・・・・。このままじゃ・・・・・おれのせいで、だめになる・・・)
 結人がそう思って、マイクを握りしめて、うつむくように、ぎゅっと目を閉じた時、

ダン!!

 ひときわ大きな音が鳴り響き、ざわついていた体育館が、叩かれたように、シンとした。
(・・・な・・・に・・・?)
 思わず目を開けた時、
「ゆーいと」
 明るく呼ぶ声が、聞こえてきた。
 誘われるように後ろを振り返ったら、ドラム担当の要が、笑っていた。
 さっきの大きな音は、要がドラムを強打した音だったようだ。
 学生たちをしずめるのに、そうしてくれたみたいだった。
「かなめ・・・さん・・・」
「結人、みんな、ちゃんといるから」
 要の視線を追って、結人はゆっくりと、見つめた。
 ギターの泉介がいて、キーボードの誠志がいて、ベースの密がいた。
 いつも、一緒にいてくれるみんなが・・・。
 いっしょに、歌の練習をしてくれた、みんなが・・・。
 楽しかった時間が、結人の中に、よみがえってくる。
 ゆっくりと・・・。
 心が落ち着いていく・・・。
 だから、結人は、大きく息を吸った。
 結人は、きゅっと唇をかむと、くるりと後ろを振り返り、体育館に集まった敵意・・・学生たちを、まっすぐに見つめた。
 そして、今、伝えたい、心の声を、体中の力を使って、口にした。
「おれ・・・がんばるから!だから・・・きいてください!」
 その声に、ざわめきが起きる前に、要がスティックを叩き、リズムを取り出した。
 そして、演奏が始まった。
 結人はもう一度、きゅっと唇を結んでから、曲名を口にした。
 そして・・・ゆっくりと、歌いだした。

結人総受けBLゲーム(特典編) 1

番外編のカテゴリ『今日は楽しいエイプリルフール』の2話で出てきた、ウソ企画。

散らされた花の行方の、結人総受けBLゲーム発売!!

プレイ編を書いたので、今回は、特典を実現してみましたwww


『結人総受けBLゲーム(特典編)』


結人総受けBLゲーム
『散らされた花の行方~俺だけの愛し方~』
の、初回限定予約特典版についてる特典の1つ、

『結人が歌うOP曲ー空の下にいるよー
   ~明徳学園生徒会執行部 学園祭出し物バンドヴァージョン』

 9分40秒の映像を、再生して見てみましょう!!


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