2015年12月26日

バレンタインえっち(要×結人) 2

「ゆーいと。秘密基地行こう!」
 生徒会室に来た結人を、要が上機嫌で、ぎゅうっと、胸の中に抱きしめた。
「はい、要さん。・・・あ、でも、おれ、今日、いっぱいいろんな人に呼び出されてて」
 結人が、手紙の束を見せてきた。
 今日は、バレンタイン。
 恋する者たちの、告白チャンス。
 総受けで、校内には実はファンクラブまである、かわいくてモテモテの結人が、呼び出されるのは必然かもしれない。
 要は結人の細い両肩に手をかけて、顔を覗き込んだ。
「・・・そんなの、後でよくね?」
 愛しの結人に、バレンタイン告白イベントで、自分以外と、変な恋愛フラグがたったら大変だ。
 行かせない。
「ええっとぉ、なんか、要さん、目が真剣・・・」
「大丈夫大丈夫。そいつらには、オレがうまいこと言っとくから、一緒におうち帰ろう?」
 おうちの言葉に、要にだけ見える結人の猫耳が、ぴこっと反応して、猫しっぽが、ぱたぱたしだした。
「はい!おれ、おうち好きです!」
「よし!じゃあ、さっそく行こうね」
 終始、頬が緩みっぱなしで、デレデレの要は、結人の手を握って歩きだした。
 秘密基地=おうち=要のマンションへ。


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