2015年12月30日

4月5日要お誕生日小説 2

 ニッコリと笑った沙希は、要に近づいて、すぐそばに座った。
 そして、
「おい、沙希。お前・・・どこ触ってんだ」
「要様の、お股の間の、かわいいぴーですわ。あ、要様が、もっと恥じらいを持てとおっしゃいましたので、ちゃんと言葉はふせましたわ。褒めてくださいませ」
「褒めねぇよ!ってか、行動が何もふせられてないだろうが!」
 怒らないと言っても、時々注意しないと、沙希は暴走する。
 要は沙希を、ばりっと引きはがした。
 沙希は気にした様子もなく、コロコロと笑っていた。
 そうしていれば、可憐な美少女なのに、行動と言動が、香守家の血・・・おもにエロ方面を色濃く引いている。
「沙希、何しに来たんだよ?」
「私、要様に、お渡ししたいものが」
 沙希がそこまでいった瞬間、辺りが突然の光に包まれた。
 と思った途端、雷鳴が轟き、突然のどしゃ降りにみまわれた。
 やばいと思って、とりあえず、二人は急いで、近くの木の下に逃げ込んだ。
「雷はこの辺には落ちないみたいだな。ったく、春先は、天候が安定しないな。山なせいもあるか」
「じー」
「なんだよ、沙希」
 沙希が、効果音をわざわざ口にして、ジッと要を見ていた。
「要様って、春みたいな方ですわよね」
「春?」
「はいですわ。人の性格って、誕生季節が関係したりするのかしら。普段はとっても穏やかで、優しくて、明るくて、そして、その温かな包容力で、人のためにきれいな花を咲かせてあげようとする。でも、こんな天気のように、突然荒ぶって、手が付けられなくなったり」
「沙希・・・」
「要様は、春の嵐って感じですわ」
「そうじゃなくて、・・・沙希、お前、何、ニヤニヤしてんだよ」
「要様、雨にずぶ濡れで、濡れ濡れでいい感じですわ。水も滴るいい男。きれいな肌と筋肉と乳首が透けて見えて、おいしそう。春の嵐に、とりあえず、グッジョブと言っておきますわね」
「凝視すんな!そして、撮るな!はぁ・・・。お前、なんかタオルとか持ってないのか?」
「私、要様の嫁候補ですわよ。いつでも、要様のお役に立つものは、持ってますわ。とりあえず」
 沙希が自分のバッグから取り出したものに、要は呆れるしかなかった。
「タオルと、要様のパンツで、よろしいかしら?」
「・・・沙希・・・お前、それ、見たことあるぞ・・・。なんでお前のカバンから、オレの使用済みパンツが出てくんだ」
「お兄様にお願いして、拝借してきてもらいましたの。さあ、要様。包み隠さず、私の前で全裸になって、お体をお拭き下さいな。パンツおはき下さいな」
「・・・誠志・・・アイツは・・・」
 要は、痛くなった頭を抱えた。
 沙希は、まるっきり悪びれる気もなく、笑っていた。
「ご安心ください、要様。私、使用済みパンツで、はぁはぁしたり、オナニーしたりする変態ではありませんわ。要様のパンツを見て、要様のぴーのサイズを、頭で計測してましたの。さすがに、勃起時のサイズまでは、これではわかりませんでしたが。残念ですわ。あ、ちゃんとカビないように、洗濯いたしましたわ。ぴーから出てパンツについたタンパク質は、細菌のお食事になってしまいますもの」
「何一つ、安心要素がねぇよ!笑顔で語るな!お前は・・・頼むから、行動をふせてくれ・・・」
「でも、私、陰でこそこそエロいことを考えるような、卑怯者にはなりたくありませんわ」
「・・・そこは、卑怯とかの問題じゃ・・・。はぁ・・・もういい。タオル貸せ」


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