2016年01月05日

五十嵐大 リターンズ 8

 包囲網は・・・鉄壁でした・・・。
 く、くそう・・・!!


 大は、すぐに見つかったため、結人の腕をひき、必死に走ったが、脚の遅い結人を連れては、逃げられなかった。
 あっという間に、追い詰められてしまった。
「さて、結人を返してもらおうか?」笑顔でキレる、要。
「日向、戻ってこい」タバコふかしながら脅す、誠志。
「結人、返せ」無表情に威圧する、密。
「結人ー。遊ぶでー」よくわかってないけど、結人と遊びたい、泉介。
 ここまでは、結人を守る、明徳学園生徒会の日常風景。
「兄貴、なっさけないなぁ」呆れて、血のつながった兄を笑う、類。
 おまけの、弟。
 そして、必死な、兄。
「ゆ、結人は、渡さないからな!!」
 結人を守るように、大は結人をその背でかばったが、天然結人は、ふらふらと、自分から出て行ってしまった。
 い、行かないで、結人ぉぉぉ・・・。
「かなめさぁん。おれ、おなかすいた。ハンバーグたべたい・・・」
「結人、大丈夫だぜ。ハンバーグチケットやるからな」
 要は、制服のポケットから、紙の束を取り出した。
 お金のない結人の為に、要が職権乱用して作った、結人専用の、食堂のタダ券だ。
「プリン券も、つけてあげるからね♪」
「わーい!」
 結人の目が、きらきらしている。
 さっきまで、俺と一緒にいた時には、見れなかったキラキラだ・・・。
 くそお!結人を、物で釣りやがって。
 疑う心を知らない結人の、純粋さを利用しやがって。
 させねぇ!させねぇ!!
 結人のかわいいピーは、俺のモノなんだぁぁぁぁぁぁぁ!!
「お、お前ら!!俺の結人を」
 なんとか、結人を取り戻そうと、大が口を開いた時だった。
 前回、大にとどめの一撃をくらわせた誠志が、言葉を発したのは。
 いや、正確には、結人を自分の物だと言った大の言葉が、気分屋の誠志の逆鱗に触れたのは。
「・・・そう言えば、以前、日向を勃たせることもできないヤツがいたな」
「うっ!」
「俺達が触ったら、すぐに勃つ日向だというのにな」
「うっ!」
「しかも、セックスどころか、好きな相手に食事もあげられず、養うこともできないとはな。男として、終わっているな。まあ、誰とは言わないが」
「・・・うう・・・!」
 でも、でも、今回は、結人を感じさせることはできた(ジャマされたけど)と、反撃しようとしたら、思わぬところから、痛烈な攻撃をされた。
 類だ。
 弟だ。
「えー、マジ?そんな終わったヤツいるの?まさか、兄貴じゃないよな?」
「う、うわーん!!」
 大のプライドは、またもや粉砕され、大は悲しみの涙を流しながら、走り出した。
「くそー!!覚えてろよなー!!」
 ・・・もう、夕日に向かって走るしかない。
 が、大はきびすを返して、結人の隣をちゃっかり確保して、なぜか兄を見送っている類を引っ張り、そしてまた、走り出した。

 次こそは、結人を手に入れてやるからな!


 って、次かぁ。
 今回は、前より結人の色んな所に触れたし、今度は、キスとかできるかも。
 いや、それ以上も・・・。
 ぐふふふふ・・・。

 大の妄想はふくらむ。



 五十嵐大物語、第3話。

 五十嵐大ファイティングで、今度こそ、結人とラブラブエッチ、してやるぜ!

 またくるからな!
 忘れるなよ!!

「じゃあ、俺もこよっと」
「類!お前はくるなーーーーー!!」


 ちなみに、五十嵐兄弟は、4兄弟。
 好みは、バッチリ、一緒。
 一目ぼれしやすいのも、一緒。
 どうなることやら。



※五十嵐大物語、第3話を書く予定は、今のところないですww
 時間ができたら、書きたいなとは思ってます☆


posted by ちぃ at 01:26| Comment(2) | 【小説】五十嵐大 リターンズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
かなんさんへ

大ちゃん、たぶん・・・いや、きっと、絶対、
結人と最後までできないでしょうねwww
でも、そこが大ちゃんらしいよさですね♪( ̄▽ ̄)ノ"
弟の類は、唯一の年下攻めキャラとしてできるかもですが、
兄の大は、ムリでしょうねーwww
ちなみに、大のセリフの書き方は、要と基本同じなのですが、
残念王の成分が加わるだけで、こんになに違うキャラになるから、
おもしろいですね~www
Posted by ちぃ at 2016年01月08日 10:56
勢いがあって面白かったですw
残念な大ちゃん...この子は唯一名前ありキャラなのに結人とは一生出来なさそうですねw
Posted by かなん at 2016年01月08日 08:28
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