2016年01月17日

今日は楽しいエイプリルフール 5

エイプリルフール企画として、読者様に、
誰か(散ら花のキャラ)をだます、キャラと内容を
募集したところ、応募があったので、
それをもとに、小説にしてみました♪( ̄▽ ̄)ノ"


まずは、読者Mさんより頂いたものから☆


『読者様Mさんよりいただきました♪』
 Mさん「結人くーん、ちょっとおいで。
     あのねぇ…背が伸びる方法を、教えてあげようか?
     ええと、「にゃあ」って鳴きながら、三回回って、
     そこから走って、背の高い人に頭を、なでなでしてもらうんだよ。
     これで高身長、間違いなしっ-_-b」


「背が・・・・のびる・・・?」
 結人は生徒会室で、そのことを聞き、食べていた大事なプリンを、床に落とした。
 食べものをそまつにするなんて、結人的にぜったいにありえないことだ。
 あわてて、ひろって食べようとして、密に無言でとめられているうちに、結人は言われたことを忘れかけたが、思い出して、はっとなった。
 身長とプリンが、結人の頭の中で、はかりにかけられ、激しくせめぎ合った。
 背が伸びるか・・・?
 それとも、目の前のプリンか・・・?
 悩みに悩んだ。
 両手で頭抱えて、頭の中ぐるぐるした。
 だけど、身長が勝ったようだ。
「おれの・・・身長が・・・のびる・・・」
 そうつぶやいてから、「でも・・・」と不安そうな顔をした。
「い、いくら、おれでも・・・なきながら回ったら、背がのびるなんて・・・」
 そこまでいって、「けど・・・」と迷った。
 だって、もしかしたら、おばかで、ものを知らない自分がきづかないところで、そんな研究?とかが、発表されたのかもしれない。
 そしたら、しなかったら、もったいない!
 あんなに毎日、牛乳をのんでいるのに、ちっとものびていない。
 むしろ・・・ちぢんだような。
 密や要さんより・・・いやそれだけじゃない、だれよりも、おっきくなりたい!が、かなうかもしれないのだ。
「よ、よし!」
 結人は、小さな両手でこぶしを作って、気合をいれた。
 そして、生徒会室の真ん中で、みんなにあたらないように気をつけながら、3回、くるくる回ってみた。
 恥ずかしかったけど「にゃ・・・にゃ・・・ぁ・・・」といってみた。
 だって、身長にはかえられない。
 今の恥ずかしさより、未来の高い身長!
 だから、やった。
 けど、結人は、とまらなかった。
 もっとまわったら、もしかしたらもしかしたら、すっごくすっごく、大きくなれるかもしれない。
 結人の大きな瞳が、きらきらした。
 すごく、想像してしまったから。
 大きくなった自分を。
 身長が195センチくらいになって、鼻も高くなって、声も低くなって、目も鋭く細くなって、強くなって、みんなのつむじとか見えて、みんなの頭を、なでなでする自分の姿を。
 なので、ねこのまねも、いっぱいした。
 ぐるぐるぐるぐる回りながら。
「にゃあにゃあにゃあにゃあにゃあにゃあにゃあ、にゃ、にゃあ、にゃにゃ、ん?なあ、にゃあぁ、あれ?にゃあにゃあ・・・にゃあ・・・・にゃ・・・にゃ・・・・ぁ・・・・・ぜぇ・・・・ぜぇ・・・・」
 結人、酸欠・・・。
 でも、がんばって、なでてもらうために、走った。
「・・・ひ・・・・ひそ・・・かぁ・・・・おれ・・・・・の・・・・・・た・・・・ま・・・・なで・・・・・て・・・・」
「玉を撫でるのか?」
 密が、おかしなことを言った。
 そして、悩んでいる。
「右の玉?左の玉?両方いっしょ?」
「・・・へ・・・?・・・・ちが・・・・あた・・・・ま・・・・・」
 結人がふらふらしながら、なんだか、ぐらぐらゆれる視界を頼りに、大きなシルエットに、ぼふっとしがみついた。
 でも、そのシルエットが・・・怒った。
「携帯の間違いの時に、俺は言ったな?今度、俺と密を間違えたら、犯すからなと」
 大きな人は、タバコのにおいがして、メガネをかけていた。
「・・・か・・・かがみ・・・せん・・・ぱい・・・」
 目の前で、誠志が不機嫌そうに、仁王立ちしていた。
「え?え?お、おれ、密のほうに向かって、歩いたのに・・・」
「お前は、回ったことを忘れたのか?密は、真逆だ」
「あ、あれ?じゃ、じゃあ、要さんは?」
「お前の変態兄父は、あそこで悶えてるだろうが」
 密より背は低いけど、頭をなでてくれる可能性の人と思って聞いたら、要は、震える両手を壁についていた。
「結人が、にゃあって。にゃあって言った。クルクル回って・・・。かわいすぎる。オレ・・・ヤバイ。もう、普通のネコも、結人に見えるかも」
「要さん?」
「はっ!!あ、結人、いっぱい撫でてあげるから、こっちおいで」
「日向、普段から撫でてるヤツに撫でられると、縮むぞ」
 誠志のエイプリルフール、発動。
「ええ?!や、やだ!おれ、ちぢみたくないです!!」
「誠志、ウソつくなよな」
「日向、エイプリルフールに撫でられたら、そいつと結婚することになるが、いいのか」
 誠志の嘘、さらに発動。
「ええ?!そ、そんな・・・おれ、どうしよう・・・」
 身長はのばしたいけど、結婚するのは考えてなかった。
 結人がはげしく困りだしたら、要が落ち込んだ。
「・・・結人に、全力で結婚・・・断られてるよ、オレ・・・」
 エイプリルフールは、嘘つき誠志が、楽しんだようだ。
 密は、撫でる準備したまま、ずっと待っている。
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