2015年12月31日

5月30日香守沙希お誕生日小説 1

5月30日は、香守沙希お誕生日ですo(⌒0⌒)o
なので、そのお誕生日小説です☆


『5月30日香守沙希お誕生日小説』


「要様~。次は、あの店で買ってくださいませ」
「イ・ヤ・ダ」
 世界レベルの超高級ブランド店が立ち並ぶ通り。
 そこで、楽しそうに、スカートと長い髪を揺らしながら、後ろにいた要を振り返った沙希が、超超超高級セレブ以外お断り店を指さしたが、要に一言で断られた。
 なので、沙希は、愛らしい顔を、不思議そうにした。
「む~。お兄様、男前で豪快で太っ腹な要様が、変ですわ。けちんぼさんになりましたわ」
 沙希の誕生日なので、要に好きなものを買ってもいいと言われた。
 なのに、ヤダと言われた。
 沙希が知っている要は、人のために使うお金をチマチマしないし、ケチケチしないし、どんなブランド店だって、買い占められるのに。
 なので、両手に花で両腕にイケメンでハーレムですわ、ご機嫌ですわになりたくて、要だけじゃなく連れまわしている兄の誠志を、見てみた。
 でも、兄も、ケチンボになっていた。
「沙希、悪いが、今回は要が正しい」
「む~。お兄様まで、おケツの穴の小さなことをいってますわ。度量とおケツの穴の小さな男は、イケメン失格ですわ。おケツの穴は、おっきいほうが、感じられますもの。それだけ大きなものを、ズボッと挿れられますもの。ズボズボできますもの。私、要様の、きゅっとあがったかわいいお尻を、攻めたいですわ。要様の細腰が砕けるくらい、感じさせる自信ありますわ」
「沙希」
「はい、要様」
「デコピンだ」
「きゃう」
 セレブ街の大通りで、ところかまわずエロイことを言いだした沙希は、要におでこを、ピコンとされた。
 それにあわせて、誠志が呆れたように、口を開いた。
「沙希、これ以上、俺の車に、お前の荷物は入らないからな」
 そういう誠志の車の中は、沙希が要にさんざん買わせまくったプレゼントで、埋め尽くされていた。
 さっき行った、高級宝飾店でも、特別な顧客しか入れない部屋で見せてもらった、とっておきの品々を、沙希は遠慮なく全部、要に買わせた。
 だから、もう、いい加減、そのくらいでやめとけと、要は言っているのだ。
 要は、やれやれと、沙希のおでこをこついた。
「あのな、沙希、オレは別に、買ってやらないっていってないぜ。ただ、お前の終わりが見えねぇんだけど。いったい、どれだけ買うつもりなんだよ?」
「そうですわね。とりあえず、103兆6千とんで52億8157万以下略くらいですわ」
「なんだよ、その細かい数字は」
「要様を、お金に換算して計算してみましたの。だって、要様、私が誕生日に、要様がほしいっていったら、ダーメっておっしゃったんですもの。その代わり、好きな物買えって。だから、要様とエッチできる資産価値分、おかいものですわ」
「あのなぁ。いくらオレでも、一日でそんなに使えるか・・・」
「要様の限度額なしのブラックカードがあれば、無敵ですわ」
「おいこら、まてまて」
「だって、要様って、お金持ちなご自分が、コンプレックスでいらしゃいますもの。九条家の後継者の地位が、本当はお嫌だから、お金をたくさん使うことで、その立場を手放す疑似体験をしたがってますもの。でも、真面目だから、働いてしまって、使うより稼いでしまってますから、私、散財のお手伝いしてますの。褒めてくださいませ。なでて下さいませ。」
「・・・沙希、オレを見抜こうとするなよ」
「ふふ、要様、かわいいですわ」
 本心を見られることが苦手な要が、沙希に言い当てられて、むうっとふくれたのが、沙希にはかわいく見えた。
 要の、こういう時々見える子供っぽさや、不器用さが、どうにも、沙希のS心を刺激するのだ。
 それが見たくて、要の心の奥底を、暴いてみたくなる。


5月30日香守沙希お誕生日小説 2

「さあ、要様。私に、おいしそうなそのお体をプレゼントして、あれやこれや、あっはーんアンアンになるほど、攻めさせて下さるか、このままお買い物を続けるか、ご決断の時ですわ。あ、要様を下さるときは、その引き締まったお体を裸にして、おリボンをかけてくださいませ。もちろん、要様の乳首や陰部を思わせる、薄ピンク色のおリボンがいいですわ」
「沙希、お前はぁ・・・」
 いつも通り暴走していると、要が沙希の方に手を伸ばしてきたので、またデコピンかなと思って、沙希はいつも通り、「きゃう」といおうとしたら、予定外のことが起きた。
 要が沙希の頭の上に、箱を乗せてきたのだ。
「あら。要様、なんですの?」
「それやるから、今日は諦めろ」
 沙希が不思議そうに、頭に乗せられた箱を開けてみると、中には、控えめな小さな宝石がついたネックレスが、入っていた。
 それを見て、沙希は更に、不思議になった。
 要の財力に見合った大きさの宝石ではなかった。
 質が悪い物では決してないようだが、派手なことを平然とやってのけたり、サプライズを起こすのが好きな要らしくないなと思った。
 それに、プレゼントと言えば、沙希の下僕たちは、沙希に気に入られようと、競い合うように豪華なものをくれる。
 沙希がそれを言葉にすると、要も不思議そうな顔をした。
「だって、お前の誕生日だろ?気に入られるためにやるとか、沙希の為じゃなくて、自分の為じゃねぇか」
「なるほどですわ。さすが、私の要様。格下の小者を蹴散らすような、まっすぐな考えですわ」
「うっせ。オレは、女物の趣味なんかわかんねぇから、お前に自分で選んで好きな物買えっていったけど、それだけじゃなんか、祝ってる気がしないしな。さっきの店で、誠志と一緒に選んだんだよ。気に入らなかったら、捨てていいからな」
「ふふ。要様が下さったものは、私、使用済みコンドームだって、大事にしてますわ」
「やったことないだろうが、んなもの」
 呆れる要の前で、沙希はころころと笑いながら、要がプレゼントしてくれたネックレスを、さっそくつけてみた。
 でも、つけてみたものの、派手な顔立ちをした自分っぽくない気がして、要がどうしてこれを選んだのか、やっぱり気になった。
 なので、タバコを吸いながら、安全地帯で傍観をきめている誠志に、質問してみた。
「では、お兄様。ここで問題です。要様は、どうしてこれを、私に選んでくださったのでしょうか?1.ケチったから。2.女物を選ぶのが恥ずかしかったから。3.私にこれに似合うしとやかな女性になれといっている」
「4.要はそういう物でプレイするのが好き。だな」
「おい、こら、誠志。テメェはなにを言ってんだ」
 妹に嘘を教える誠志に、要が食って掛かってきたが、それをあっさり無視して、誠志はばらした。
「沙希、喜んでいいぞ。要はそのプレゼントを選ぶのに、本気だった。俺は見ていただけだからな」
 店の店員に、宝石の価値や、女性が物を選ぶポイントを、要が真剣に質問していたことを、誠志は見事に全部ばらした。


5月30日香守沙希お誕生日小説 3

「ったく、誠志。黙ってろって言ったのに。沙希、お前は外見も雰囲気も、派手だろ?」
「はい。私、パワーがあふれてますわ。主にエロ方面で」
「エロはともかく。沙希は、自分で輝ける力を持ってんだから、宝石の力を借りなくても、いいと思ったんだよ。だから、宝石の小さいヤツを選んだんだよ」
 宝石の大きさ、高価さで人の目を惹きつけて、さも自分が美しいかのような振る舞いをする必要は、沙希にはないと要は考えていた。
 それは、宝石などより魅力ある女だと言っているのも、同然だった。
 要は、照れることもなく、堂々とそういうことを言うのだから、沙希はやっぱり、要は天然のたらしだなと思った。
「でも、女は、褒められて、より美しくなっていくものですわ。女性ホルモンが刺激されますもの。分泌されまくりですわ。愛で、女の体は魅力的に形成されていくのですわ」
 沙希が沙希らしく咲き続けるのに、要が必要不可欠なんだなぁと、沙希は改めて実感した。
 まっすぐに見つめ、存在を肯定してくれる人がいるのは、とてもうれしいことなのだから。
「お兄様、私、お兄様におねだりする誕生日プレゼントを、決めましたわ」
 にやりと笑って兄を見つめると、頭のいい兄は、それだけで沙希の意図を理解してくれた。
「沙希、お前は何人、子供がほしいんだ?」
 そう言うと、要の背後に回った誠志が突然、要のわきに腕を入れて、要を羽交い絞めにした。
「は?誠志、お前、何言って」
「すぐすむ。黙っていろ、要」
「あ?」
「ふふ、お兄様、さすがですわ。私、3人ほしいですわ。今の、私と要様とお兄様みたいに、仲良しな女の子と男の子2人」
「ちょ、ちょっと待て!って、おい!沙希、テメェはなに、オレのベルトを外そうとしてやがる!」
 暴れる要を押さえ込むのは、なかなか骨が折れるので、誠志はグッと、両腕に力を込めた。
 そんな格闘を広げる兄と、愛しの人を見る沙希は、心底楽しそうで、動じることなど、かけらもなかった。
 それどころか、おかしなことを言いだす。
「私と要様に似た、美男の長男と次男が恋に落ちたら、近親相姦といえど、私、止められませんわ。ふふ、私たち二人をあわせた超美女な妹を、兄たちが取り合うというのも、おいしいですわね。私と要様の遺伝子があれば、どう転んでも、性別をこえた美人が生まれますもの」
「沙希、さっさと要をやって、子供を作って、九条家の正妻になってみせろ」
「はいですわ。お兄様、しっかりと要様を押さえつけててくださいませ。さあ、要様、お覚悟ですわ」
「こら、待て、エロ兄妹!こんな時だけ、息ぴったりになんな!こんなブランド街の通りで、何始める気だぁ!」
「あら、要様は、路地裏で3Pがよろしいのですね。ふふ、さすがワイルド&スウィートな要様。大胆ですわね」
「言ってねぇ!」
「ちなみに、この場合の3Pは、私とお兄様で、要様を攻めるですわ。S属性のダブル攻め攻め、お覚悟ですわ」
「おい、こら、沙希!誠志!」
「しかたないな。俺が要を、路地裏に連れ込んでやるから、ぬかるなよ、沙希」
「もちろんですわ、お兄様」
「離せ!ボケどもぉー!!」
 暴れる要と、押さえつける誠志と、はしゃぐ沙希を、セレブ達が、遠巻きにして見つめていた。
 ドン引きされている。
 でも、仲良し3人の誕生日は、いつもこんな感じ。