2016年01月16日

結人総受けBLゲーム(プレイ編) 4

香守誠志の場合 ~選択攻めキャラ 赤井泉介~

 誠志は、これからプレイする泉介という人物像を頭に思い描き、ため息交じりに呟いた。
「まあ、期待はできないが」
 時間の無駄になりそうだが、仕方ない。
 誠志は、ゲームをスタートしてみた。
 開始10分後、誠志は、非常に、イライラしていた。

『泉介ー。ごはんたべよー』
『結人、ええでー。なら、食堂いくで』

 20分後・・・。

『泉介!なんで、おれのテストの点数を、わらうんだよ!泉介だって、変わらないよ』
『オレは、結人みたいに、0点はとってへんでぇ』

 30分後・・・。

『泉介。たこやきって、おいしいね』
『せやろ?オレの特製やで』

 イライライライライライラ・・・。
 誠志のイライラゲージが、たまっていく。
 誠志だったらありえない、この泉介の計画性のなさというか、ヤる勇気のなさというか。
「こいつらは、いつまで、友達ごっこをする気だ。・・・まったく」
 どこがゴールかすら、もう分からない状態だ。
 もう、やってられない。
 あまりに進まない結人攻略に、苛立ちの最高潮を迎えた誠志は、ゲームのプログラミングを改ざんした。
 そして、今、ここに、ドSで鬼畜な赤井泉介が、誕生した。
 そして、速攻で、結人をヤって、エンディングを迎えた。
 誠志はそれなりに、満足した。
 このドS鬼畜な赤井泉介なら、ゲームを何周プレイしても、結人に好きなだけ、誠志がやりたいことをやれるのだ。
「さて、日向。次は、どんなお仕置きしてほしい?」

結人総受けBLゲーム(プレイ編) 5

赤井泉介の場合 ~選択攻めキャラ 黒崎凌夜~


『どうしました?
 僕にだけ見せてくださいね。日向君のかわいいところを、全て・・・。
 もちろん、その体でですよ。
 そのピンク色した、きれいなお尻の穴の奥の奥までね。
 そう・・・いい子ですね。
 ふふ、いやらしい格好ですね』

「こ、これが、言葉攻めってやつなんか・・・?」
 泉介は、真っ赤な顔をして、ドキドキしながら、ゲームを進めた。
 そして、過激なエッチシーンへ、突入。

『ふふ。ほら、触れてください。それとも、咥えてくれますか?
 そのかわいいお口で、僕の・・・』

「エ、エロいで・・・。黒崎センセーは、お、大人や・・・」
 フルボイスのBLゲームは、すごかった。
 腰に響く、黒崎の低音エロボイスは、過激だった。
 故に、経験の少ない一般男子高校生な泉介の鼻血を促したのは、必然だった。
「や、やばいで!あかーん!」
 股間にも、大変刺激的だった。
 心臓が、バクバクしてる。
 心臓が、破裂して、口から出てきそうだ。
 鼻血も止まらない。
「オ、オレには、ムリやー!」
 泉介は、途中リタイヤした。

 けど、夜中にこっそり、一人で、布団の中でがんばった。
「おおお・・・」
 それはそれは、官能と刺激に溢れた、BLゲーム(黒崎編)だった。

結人総受けBLゲーム(プレイ編) 6

黒崎凌夜の場合 ~選択攻めキャラ 九条要~


 黒崎は、怪訝な顔をして、呟いた。
「おかしいですね。何度やっても、バッドエンドにしかなりませんね」

 結人と要が、ほのぼのと付き合うノーマルエンディングや、二人が付き合えないバッドエンディングばかり迎える。
 このままでは、結人のセックスシーンは、永久に見れない。
 軽く触れ合うだけのキスで満足している二人が、黒崎には理解できない。
 黒崎にとって、挿入が最低ラインだ。
 その挿入すらない。
 それ以上を、結人にしたいのに、たどり着かない。
「仕方ありませんね。嫌いな九条君の感覚で、選択肢を選ばなければなりませんね」
 黒崎は、やれやれとため息をつくと、ゲームをリスタートした。

『オレは結人が、誰よりも好きだよ』
『結人に優しくさせて。大切にしたいんだ』

「なんだか、非常にイライラしますね」
 要の優しげな甘い言葉の連続に、呆れるしかなかった。
「セックスシーンですら、日向君を気づかって、我慢ですか。ありえませんね」
 要のあのキレた本性を向けられている黒崎としては、なにか、仕返しがしたくなった。
 なので、とりあえず、
「日向君、もっと甘い声で、喘げるでしょう?九条君、本来の姿を出せば、もっと簡単に、日向君をイかせられるでしょう?男の子なんですから、もっと激しくしないといけませんよ」
 ゲーム内の結人と要に言葉攻めをしながら、ゲームを進めた。
 すると、過激なエロが楽しめる、裏ルートにたどり着いた。
 黒崎が、怪しく微笑んだ。